用語辞典
難しい言葉は、やさしく言い換えます。
まず「やさしい説明」を読めば十分です。正式な定義は、もう少し知りたくなったときのために折りたたんであります。
- プログラム
コンピュータに「この順番で、これをやってね」とお願いする手順書。
もう少し正確に知りたい人向け
コンピュータに実行させる命令を、実行順に記述したもの。ソースコード(人が書く形)と、実行形式(機械が動かす形)を区別することもあります。
- コード
プログラムの文章そのもの。Pythonで書かれた文章のことを「Pythonコード」と呼びます。
もう少し正確に知りたい人向け
プログラミング言語の文法に従って書かれた記述の総称。ソースコードとも呼ばれます。
- 実行
書いたお願いを、コンピュータに実際にやってもらうこと。
もう少し正確に知りたい人向け
プログラムをコンピュータが解釈し、記述された処理を実際に行うこと。
- print(プリント)
「これを画面に表示して」とお願いする言葉。
もう少し正確に知りたい人向け
Pythonの組み込み関数のひとつ。引数として渡された値を文字列に変換し、標準出力(通常は画面)に書き出します。
- 文字列
「こんにちは」「田中」のような、文字の並び。Pythonでは引用符(" ")で囲んで書きます。
もう少し正確に知りたい人向け
文字を並べたデータを表す型(str型)。シングルクォート(')またはダブルクォート(")で囲んで記述します。
- 変数
Pythonに何かを覚えてもらうために付ける「名前」。
もう少し正確に知りたい人向け
値に付けた名前(識別子)。代入(=)によって名前と値が結びつき、以降はその名前で値を参照できます。
- 代入
「=」を使って、名前に値を覚えさせること。算数の「イコール」とは意味が違います。
もう少し正確に知りたい人向け
変数名に値を結びつける操作。Pythonでは「変数名 = 値」の形で書きます。
- 演算子
計算や比較をするための記号。+ - * / や > < など。
もう少し正確に知りたい人向け
値に対する演算を表す記号。算術演算子(+ - * / など)、比較演算子(> < == など)、論理演算子(and or not)などがあります。
- True / False(真偽値)
「正しい」か「正しくない」か。Pythonの「はい」と「いいえ」。
もう少し正確に知りたい人向け
真(True)と偽(False)の2値だけをとるデータ型(bool型)。比較の結果などに使われます。
- 比較
2つのものを見比べて、「100万円より大きい?」のように答えを出すこと。答えは True か False。
もう少し正確に知りたい人向け
比較演算子(> >= < <= == !=)による評価。結果は真偽値になります。
- if(イフ)
「もし〇〇なら、△△して」とお願いする言葉。ExcelのIF関数とほぼ同じ考え方。
もう少し正確に知りたい人向け
条件分岐の構文。条件式が真のときだけ、字下げ(インデント)されたブロックを実行します。
- インデント(字下げ)
行の頭に入れる空白。「この行は、上の行の中身です」という印になります。
もう少し正確に知りたい人向け
ブロックの範囲を示すための行頭の空白。Pythonでは構文の一部で、通常は半角スペース4つを使います。
- 繰り返し(ループ)
同じ作業を、何回も、何人分も、コンピュータに続けてやってもらうこと。
もう少し正確に知りたい人向け
同じ処理を、条件が満たされる間、またはデータの要素ごとに繰り返し実行する制御構造。Pythonでは for 文や while 文で書きます。
- for(フォー)
「〇〇の中身を1つずつ取り出して、そのたびにこの作業をしてね」とお願いする言葉。
もう少し正確に知りたい人向け
反復可能なデータ(リストなど)の要素を先頭から順に1つずつ取り出し、字下げしたブロックを繰り返し実行する構文。
- リスト
同じ種類のものを、順番に並べて1つにまとめたもの。Excelの「1列分のデータ」のイメージ。
もう少し正確に知りたい人向け
要素を順序付けて格納するデータ型(list型)。[ ] で囲み、要素をカンマで区切って書きます。要素の追加・変更ができます。
- 番号(インデックス)
リストの何番目かを表す番号。Pythonでは「0番目」から数え始めます。
もう少し正確に知りたい人向け
リストなどの要素の位置を示す整数。先頭が0で、list[0] のように角括弧で指定して要素を取り出します。
- 辞書
「名前(見出し)」と「中身」をセットにして持つもの。Excelの「1行分のデータ」のイメージ。
もう少し正確に知りたい人向け
キー(見出し)と値の組を格納するデータ型(dict型)。{ } で囲み、"キー": 値 の形で書きます。キーを指定して値を取り出します。
- 関数
よく使う処理をひとまとめにして、名前を付けたもの。
もう少し正確に知りたい人向け
引数を受け取り、一連の処理を行って、必要に応じて値を返す、名前付きの処理のまとまり。
- def(デフ)
「これから、自分専用の処理を作りますよ」と宣言する言葉。作るだけで、まだ実行はされません。
もう少し正確に知りたい人向け
関数を定義するための構文。def 関数名(引数): のあとに、字下げしたブロックで処理内容を書きます。
- 引数(ひきすう)
関数に渡す「材料」。たとえば、税額を計算する関数なら、元の金額が材料です。
もう少し正確に知りたい人向け
関数を呼び出すときに渡す値。関数の側で受け取る名前(仮引数)と、渡す値(実引数)を区別することもあります。
- 戻り値(もどりち)/ return
関数が出してくれる「結果」。return という言葉で、結果を返します。
もう少し正確に知りたい人向け
関数が呼び出し元に返す値。return 文で指定し、return がない関数は None(何もない)という値を返します。
- ファイル/フォルダ
ファイルは、文書や表のようなデータのまとまり。フォルダは、ファイルを入れておく箱です。
もう少し正確に知りたい人向け
ファイルは、名前を付けて保存されるデータのまとまり。フォルダ(ディレクトリ)は、ファイルや他のフォルダをまとめて整理する入れ物です。
- with(ウィズ)
「ファイルを開いて、使い終わったら自動で閉じてね」とお願いする書き方。
もう少し正確に知りたい人向け
コンテキストマネージャを使うための構文。ブロックを抜けるときに、ファイルを閉じるなどの後始末を自動で行います。
- 文字コード
文字を、コンピュータが覚えられる数字に置き換えるときのルール。ルールが違うと、文字化けします。
もう少し正確に知りたい人向け
文字と数値(バイト列)の対応規則。日本語では UTF-8、Shift_JIS(cp932)などがあります。ファイルを開くときに encoding で指定します。
- CSV
カンマ(,)で区切って、表のデータを書いた、シンプルなテキストファイル。Excelで開けます。
もう少し正確に知りたい人向け
Comma-Separated Values の略。1行を1レコードとして、項目をカンマで区切ったテキスト形式。Pythonでは csv モジュールで読み書きできます。
- パス
ファイルの「住所」。どのフォルダのどのファイルかを、文字で表したもの。
もう少し正確に知りたい人向け
ファイルやフォルダの位置を表す文字列。invoices/a.txt のような相対パスと、C:\Users\... のような絶対パスがあります。
- import(インポート)
「便利機能セット(ライブラリ)を、ここで使います」と宣言する言葉。
もう少し正確に知りたい人向け
モジュール(ライブラリ)を読み込む構文。import csv のように書くと、csv の機能が使えるようになります。
- pandas(パンダス)
表のデータを、読み込み・集計・並べ替え・書き出しするための、Pythonの道具。ExcelをPythonで扱うときの主役です。
もう少し正確に知りたい人向け
Pythonのデータ分析ライブラリ。表形式のデータを DataFrame として扱い、Excel・CSVの入出力、集計、結合などができます。
- データフレーム(DataFrame)
pandasで読み込んだ「表」のこと。Excelのシート1枚分のイメージ。
もう少し正確に知りたい人向け
pandas の2次元の表形式データ構造。行と列にラベル(行番号・列名)が付き、列ごとにデータ型を持ちます。
- JSON(ジェイソン)
データを、文字だけで書き表す形式。Pythonの辞書とリストにそっくりで、APIの返事は、たいていこの形です。
もう少し正確に知りたい人向け
JavaScript Object Notation の略。{ } のオブジェクトと [ ] の配列でデータを表す、軽量なテキスト形式。システム間のデータ交換に広く使われます。
- APIキー
APIを使うための、あなた専用の「合鍵(パスワード)」。人に見せたり、コードに直接書いて共有したりしてはいけません。
もう少し正確に知りたい人向け
APIの利用者を識別・認証するための文字列。漏れると第三者に不正利用され、課金や情報漏えいにつながるため、コードに直書きせず、環境変数などで管理します。
- プロンプト
AIにお願いするときの、文章(指示)のこと。
もう少し正確に知りたい人向け
生成AIに入力する指示文。目的・前提・出力形式などを具体的に書くほど、期待に近い結果が得られます。
- ライブラリ
他の人が作ってくれた便利機能セット。
もう少し正確に知りたい人向け
再利用できるように提供されたコードの集まり。Pythonでは import して使います。
- API
システム同士が情報をやり取りするための受付窓口。
もう少し正確に知りたい人向け
ソフトウェア同士が機能やデータをやり取りするための取り決め・接続口(Application Programming Interface)。
- エラー
「ここが分かりませんでした」というPythonからのメッセージ。失敗ではなく、ヒントです。
もう少し正確に知りたい人向け
プログラムの実行中、または解釈中に検出された問題。Pythonでは例外(Exception)として報告されます。